2014/08/02 (Sat) 08:00 志免炭鉱 ここ数年での変化いろいろ 周辺の整地工事や竪坑櫓のツタ除去などを経て変わった風景を並べてみました。(竪坑櫓 / 2008年2月⇒2014年7月)↓ スポンサーサイト 続きを読む
2014/07/30 (Wed) 15:00 志免炭鉱 2008年7月~11月 志免炭鉱の閉山後、竪坑櫓を除き施設の大半は解体されたものの、跡地の大部分は長らく再利用されない状態が続いていました。しかし2004年に区画整理と併せて町総合福祉施設「シーメイト」が建設され、空き地のまま残った竪坑櫓周辺についても活用が図られるようになります。同年の台風でコンクリート片がシーメイト敷地内に落下したことを受け一時は解体も検討されますが、町は貴重な産業遺産として竪坑櫓を保存することを決定し、周辺の活用計画もそれに沿ったものとなりました。今回は実際に活用のための整地工事(炭鉱跡地基盤整備事業)が始まった2008年7月以降の写真のうち、同年11月までの撮影分計47点を紹介したいと思います。(2008年7月30日)(画像の一部を加工しています)この日もいつもと同じように何気なく訪れたので、いつの間にか工事が行われていたことに大変驚いたのを覚えています。 続きを読む
2014/07/30 (Wed) 09:00 志免炭鉱 2007年1月~2008年6月 私が初めて志免炭鉱跡を訪れたのは2005年頃、竪坑櫓の見守り保存が決定した頃だったと記憶しています。以来なんだかんだで毎年1度は必ず訪れており、かれこれ10年近く通い続けていることになります。残念ながら3年前に当時写真を保存していた外付けHDDが故障してしまい、それ以前に撮影した志免炭鉱の写真のほとんどは駄目になったのですが、2007年1月~2009年1月撮影分の一部はウォークマンに保存していたため難を逃れました。ちょうど同時期には竪坑櫓周辺で整地工事が行われており、これらの写真もある意味で貴重な記録といえなくもないので、手元に残っている内の154点を3回に分けてご紹介したいと思います。全て先代カメラでの撮影であり撮り方も今以上に下手くそで、見苦しい写真もありますがその辺はお許しください。まず今回は2008年6月撮影分まで、整地工事が始まる前の様子です。(2007年1月20日)手元にあるものでは最も古い志免炭鉱の写真。 続きを読む
2014/07/29 (Tue) 21:00 志免炭鉱 舎宅など 炭鉱の労働者が暮らしていた住宅といえば普通は「炭住」や「社宅」と呼ばれますが、志免炭鉱は国営だったため「舎宅」という表記が用いられていました。ただし住宅のスタイルは木造平屋のものが主流だったようなので、名称以外は一般的な炭鉱住宅と特に変わらないようです。大規模な炭鉱だっただけあって舎宅の数も多く、山田炭鉱の社宅のように全て見て回るのは流石に難しそうなので、街をウロついて出くわしたかつての舎宅らしき住宅を簡単に紹介します。今回の写真は2013年3月と2014年1月の撮影。 続きを読む
2014/07/29 (Tue) 15:00 志免炭鉱 酒殿坑 竪坑櫓やボタ山のある辺りから北に少し離れた場所、粕屋町酒殿(さかど)にも志免炭鉱の施設がありました。現在跡地の大部分は住宅地となっていますが、坑口の一部と思われる遺構などが空き地の中に残っています。上写真はボタ山頂上から撮影したもので、中央奥に見える倉庫のような建物の周辺が酒殿坑跡の空き地。写真手前は志免炭鉱の前身である旧日本海軍の新原(しんばる)採炭所の石炭輸送を主な目的として建設されたJR香椎線です。 続きを読む
2014/07/29 (Tue) 08:00 志免炭鉱 坑外軌道トンネル 志免炭鉱付近を走っていた勝田線や香椎線貨物支線さえ廃止されてしまった現在では想像も付きませんが、操業当時はさらに炭鉱敷地内にも網の目のように軌道が張り巡らされていました。 続きを読む
2014/07/28 (Mon) 19:00 志免炭鉱 ボタ山 竪坑櫓や坑口が保存されている志免町の総合福祉施設「シーメイト」の北側、県道91号を挟んで向こう側にある小高い山が志免炭鉱のボタ山です。炭鉱敷地のすぐ近くにボタ山が形成されるケースは志免炭鉱のような大規模炭鉱では比較的珍しく、また竪坑櫓・斜坑口・ボタ山の3点がセットで残っているのも国内では希少な例であるといえます。 続きを読む
2014/07/27 (Sun) 08:00 志免炭鉱 坑口跡3件+1 竪坑櫓の周辺では2008年夏から整地工事(炭鉱跡地基盤整備事業)が行われ、もとの地盤から1mほど掘り下げられています。その際に閉塞済みの坑口が1つと記録に無い坑口が2つ新たに発見され、うち1つは残念ながら埋め戻されてしまったものの、もともと地表から確認できる形で存在していた第八坑連卸坑口と合わせ計3か所の坑口が保存されました。今回はそれらの坑口(いずれも竪坑櫓の北側に位置)と、南側の敷地外に残る坑口らしき構造物を紹介します。写真はいずれも特に言及がない限り2013年3月~2014年7月の撮影です。 続きを読む
2014/07/26 (Sat) 23:59 志免炭鉱 竪坑櫓 志免炭鉱 竪坑櫓福岡県糟屋郡志免町志免495-3/1943年竣工/鉄筋コンクリート造本日より糟屋郡の志免町などにあった炭鉱、旧国鉄志免鉱業所(志免炭鉱)をボチボチ紹介していきます。志免炭鉱では周辺の宅地化に伴い跡地の大部分で再利用が進んでいますが、かつての炭鉱施設の一部が産業遺産として保存されており、特に鉄筋コンクリート造の巨大な竪坑櫓は地域のランドマーク的存在として多くの人々に愛されています。遺構の概要や炭鉱全体の歴史などについては既に各所で紹介されているので、当ブログの記事では最近撮影した遺構の写真、それと数年前に行われた保存整備の工事の様子を中心に取り上げていきたいと思います。まず今回は2013年3月~2014年1月に撮影した竪坑櫓の写真です。なお今年7月の様子は先日の雑記にてお伝えしています。・志免炭鉱竪坑櫓、補修工事始まる? 続きを読む