旧 かねしげビル

小倉北区魚町のビル(旧 かねしげビル)
福岡県北九州市小倉北区魚町2丁目3-19/1973年/鉄骨造4階建
設計:葉祥栄、和久野博 施工:清水建設
明けましておめでとうございます。今年最初にご紹介するのは、北九州・小倉の魚町銀天街に面するビル。1973(昭和48)年の完成で、当初はかねしげビルという名称でした。
福岡市、福岡県、九州地方の古い建物
※西日本新聞 2019年7月9日(火)配信記事(いつ、何のため?北九州に“謎のビル” 調査で浮かんだ数奇な歴史)より引用八幡製鉄所の「企業城下町」として発展した北九州市八幡東区西本町に、戦前に建設されたユニークなデザインの廃ビルがある。戦後は職業訓練を施す「八幡総合授産所」として使われたが、もともとは何のビルで、いつ建てられたのか、住民の記憶からも消えていた。8月に解体、撤去される見通しとなり、地元の郷土史家たちが調査すると、「謎のビル」の数奇な歴史が浮かび上がってきた。(中略)
土地台帳を調べると、所有権は何度も移転していた。さかのぼっていくと「八幡市」「八幡製鐵」「中本呉服店」とあった。34年発行の書籍に、ビルが「建築途中」という広告が出ているのが見つかり、旧棟はそのころに建設されたことが分かった。(後略)
※毎日新聞 2017年5月3日(水) 西部本社筑豊版掲載記事「飯塚市役所:閉庁式 53年使用の本館に別れ 業務は8日から新庁舎で」より引用飯塚市役所は大型連休明けの8日、8階建て新庁舎での業務を開始する。旧庁舎での最後の業務日となった2日、閉庁式があり、53年間使用した庁舎に別れを告げた。
…(中略)…
4階建ての市役所本館は、既に解体された第1別館とともに1964年4月、現在の飯塚郵便局にあった庁舎から新築移転。99年に購入した2階建て第2別館(旧税務署庁舎)と合わせて本庁舎としていた。本館は7~12月に解体し、跡地は駐車場に。その後、第2別館も解体される。
市役所は3~7日の連休中に引っ越し。8日朝は開庁式の後、市幹部や新規採用職員が来庁者を出迎える。