崇福寺 山門前の風景

崇福寺 山門前の風景
福岡市博多区千代4丁目
博多区千代にある崇福寺(そうふくじ)は1240年に太宰府で創建された臨済宗の寺院です。戦国時代には戦乱によって一時荒廃しますが、福岡藩の成立時に初代藩主・黒田長政によって現在地に移り、黒田家の菩提寺として再興。以来、博多の街を代表する寺のひとつとして親しまれ、同じく歴史の長い禅寺である御供所町の聖福寺、博多駅前の承天寺と並び「博多三禅窟(さんぜんくつ)」と称されています。
上写真は県道21号(大学通り、旧唐津街道)から一歩入った所に建つ山門(さんもん)。この門の前には木造の古い商店や旅館があり、周辺が住宅街へと変貌する中でかつての門前町の名残をとどめていましたが、山門付近の再整備や大学通りの拡幅計画によって少しずつ風景が変わり始めました。そこで今回は山門前の風景の変化について、先月時点での工事の途中経過と、一年前(昨年9月)に撮影した工事開始以前の様子を交えてご紹介します。
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