Fukupedia ホーム » 土木構造物 »牧橋

牧橋  

mkb003.jpg
牧橋
大分県豊後大野市緒方町野尻・清川町砂田/1931年/鉄筋コンクリート桁橋

大分県を流れる清流・大野川の支流、緒方川に架かる昭和初期の橋。「旅行記」の4日目その2でも少し取り上げましたが、今回改めてご紹介します。

mkb001.jpg

合併前の旧緒方町と旧清川町のちょうど境界に位置し、橋名の「牧」は緒方町野尻の小字から取られているようです。写真はその「牧」側から。

mkb002.jpg

手前の立て看板によると架設は1931(昭和6)年。古い時代のコンクリート橋だけあって欄干の高さがとても低いですが、西洋の城郭を思わせる独特な形状が目を引きます。突出部の両側には円形の窪みが見られるので、恐らく当初は間に鉄パイプなどが備わっており、後に何らかの要因で失われたのでしょう。

mkb004.jpg

mkb005.jpg

反対側の親柱には平仮名で書かれた銘板。「をがたかは」の表記に時代を感じます。

mkb007.jpg

側面。4スパンのスマートな桁橋です。

mkb006.jpg

並行してJR豊肥線の橋梁も架かっています。今でこそ少し南の山間を通る国道502号がメインとなっていますが、かつてはこちらの牧橋を通るルートが地域の主要な交通路だったのでしょうね。

この橋を訪れたのは冬の朝のこと。霧が立ち込める中ぼんやりと浮かび上がる姿は幻想的で、独特な欄干と相まってまさに西洋の古城のようでした。

とはいえ私は霧が晴れる前に橋を後にしており(本来は単なる通過点でした)、周辺にどのような風景が広がっているのかは知らぬまま。「橋の魅力はロケーション抜きには語れない」という信条(?)からすると、霧が立ち込めていない普段の姿も見たいところです。という訳で、最後にグーグルストリートビューもお付けしておきます。

mkb_stv.png
※画像クリックでグーグルストリートビューの画面に移動

ちなみにストビューで橋を渡りきると、そのすぐ先で道路脇を走る九州横断特急とすれ違います。本数の多い都市部ならいざ知らず山間部のローカル線で、それも特急とストリートビューカーがすれ違うポイントというのは、中々珍しいのではないでしょうか。

以上、珍しく橋梁をご紹介してみました。

(撮影年月:2014年1月)

スポンサーサイト

category: 土木構造物

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://fukupedia18.blog.fc2.com/tb.php/226-0d7387e9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

カテゴリ

月別アーカイブ

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

▲ Pagetop